閏年 (うるう年)

疑問:閏年(2月29日が追加される年)の規則は3つ

規則1:西暦が4で割り切れる年は閏年とする
規則2:ただし100で割り切れる年は平年とする
規則3:ただし400で割り切れる年は閏年とする

ですが、なぜこんな規則が必要なのでしょうか?

理由:地球の公転周期 = 365.24219日 > 365日

期間公転1年当りの誤差
1年間365日365.24219日365-365.24219 = -0.24219日
4年間365×4+1 = 1,461日1,460.96876日(1,461-1,460.96876)÷4 = 0.00781日
100年間1,461×25-1 = 36,524日36,524.21900日(36,524-36,524.219)÷100 = -0.00219日
400年間36,524×4+1 = 146,097日146,096.87600日(146,097-146,096.876)÷400 = 0.00031日

もし閏年の規則がなければ、4年で約1日、100年で約24日、400年で約97日の誤差となってしまい、これでは実生活に支障をきたしてしまいます。そこで閏年の規則を適用すれば400年間でも0.124日 = 2時間54分50秒、1年あたり0.00031日 = 26.226秒の誤差で済みます。この程度なら実生活に支障はないでしょう。


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